去る11月6日、7日間の2日間にわたり、柏市中央体育館剣道場にて当研究所の実践稽古会が尚道館の研修会と合同開催で実施されました。
尚道館を離れての実践稽古会は初めての試みで、密にならないよう2試合場取れる広々とした会場で、連日30名を超える参加者のもと、2時間半程度のあいだに、講義、剣道形、基本稽古、互角稽古、八段審査受審者の模擬立合が行われました。

参加者の半数は、剣道専門オンライン学院 Haku Unのゴールドメンバーで、この稽古会に参加するために、シルバーからアップグレードしてご参加いただいたメンバーもおられました。

講義では、中山博道先生の「剣道手引草」を教材に、初代館長から尚道館に伝わる最も重視する教えである、「斬撃」（振り上げ、打込んだ瞬間の姿勢、手の内の作用）、「氣」の働きを学び、その作用を日本剣道形、基本稽古に取り入れ、実践稽古に繋げ修得する試みを行い、剣道再開組の初級者から八段受審者、更に世界選手権韓国大会の選手、全日本女子選手権の選手まで、それぞれのレベルに応じて、理想の打突のイメージを求めて稽古に励みました。

講義、稽古の様子は、自身の姿の見返し、復習できるように動画撮影し、ゴールドメンバー専用ページに公開しております。

また、初日の稽古後懇親会を開き、メンバー同士の親睦や尚道館館員との交流も行われました。参加されたメンバーからは、充実した内容に非常に満足いただき、次回以降の開催を心待ちしているとのお声を頂きました。

今後も感染症対策に留意しながら、各地での開催を計画していきたいと考えております。