


剣道専門オンライン学院

Produced by アデリープランニング株式会社
学び舎に同志が集い、
範士十段
岡田守弘(剣道・居合道範士)より
三代に渡りこれを伝承する尚道館館長、
岡田守正八段による監修・指導のもと、
最新のデジタル技術を駆使して、
その剣理を探求する場です。
本物を求める剣道家へ、時空を超えて
その神髄を教授します。
カリキュラム紹介
総合コース
基礎科目[剣道イベーション研究所]、講座&実践稽古会、サロンの三本柱が含まれています。
Haku Un 充実の双方向型
交信コンテンツ!
WEB会議ツールやグループコミュニケーションアプリを駆使し、
映像を交えリモートで岡田学院長の指導、講義を質疑応答を交え受けられます。

Live講座&実践稽古
選択科目
-
Zoom講義だけでなく
実践稽古も! -
定期講義
岡⽥学院⻑の講義を毎⽉1回ZOOMで配信します。 尚道館が所蔵する⽂献や、剣道界の時事の話題を織り交ぜ講義を⾏い、剣の本質に迫ります。講義後は公開稽古として尚道 館での指導⾵景をご覧いただけるほか、質疑応答の時間も設け ております。講義は後⽇アーカイブ動画として配信するため、 当⽇参加できなくてもご覧いただくことが可能です。
実践稽古[⽉1回]
毎⽉1回メンバー対象の稽古会を実施し修錬の場とします。 東京の尚道館を基点に、国内各地や、海外でも実施します。⽇ 頃オンラインを通じ⽰されている、上達に向けてのノウハウを 直接⽬の当たりにして指導を受けることができ、またメンバー 同⼠で懇親を深めることができます。稽古の様⼦はライブ配信 もしくは後⽇録画でご覧いただくこともできます。

Haku Un Salonサロン
選択科目
-
双方向コミュニケーションで
個人指導も! -
岡⽥学院⻑をアドバイザーに迎え、グループコミュニケーションアプリを介してWEB上にて双⽅向で学び合うコミュニティです。 ⽇頃の稽古で感じた疑問等に対する応答や、⾃⾝の実践動画投 稿へのメンバー同志による意⾒交換など、闊達な交流が⽣まれ ています。公開議論だけでなく岡⽥学院⻑との個別(マンツーマ ン)での質問等も可能です。
4つの基礎科目が含まれた閲覧型コンテンツ
[剣道イノベーション研究所]
必修科目
当公式サイトからメンバーページにログインし、
以下の4つの科目に分類された100本を超える動画や記事を閲覧いただけます。

Lesson探求学[指導動画]

Report実践学[客員講師レポート]

Library歴史学[デジタル資料室]

Columnコラム稽照[岡⽥学院⻑講義記事]
短期通信講座[聴講制度]
※メンバー割引あり 前期受講者受付中
当学院に在籍していなくても誰でも視聴できる短期通信講座を開設しました。

Haku Un カレンダー
剣道専門オンライン学院
の理念
すべては我々、アデリープランニング経営者一族の曾祖父「斎村五郎」から始まりました。
彼は、剣道の歴史上これまで僅か五人のみの範士十段授与を受けたうちのひとりです。
福岡県に生まれ、大日本武徳会・武術教員養成所第一期生として修行し、戦前戦後を通じて多くの機関にて(警視庁、国士舘、早稲田大学、皇宮警察、日本大学、亜細亜大学等)の師範を務め門下生を育成し、現代の剣道界に偉大な足跡を残しました。
私たちは、その偉大なる曾祖父である剣士 斎村五郎を顕彰し、故人が貫いた剣道の本質を求めるその魂を、現代において確実に残しつつ、世の多くに広めたいと考えています。
「Haku Un」は、斎村五郎が東京都世田谷の自宅庭に自身の稽古場として建てた道場「白雲館」から命名しました。「白雲」は彼自身の晩年の号でもあります。
当学院の学院長、岡田守正教士八段は、警視庁において斎村五郎に師事し、薫陶を受けた岡田守弘範士の孫にあたります。そして現在、守弘範士が創設した85年の伝統を持つ道場「尚道館」を三代目館長として受け継いでいます。
『齋村五郎先生の教訓』岡田守弘著
~「現代剣道百家箴」より~
剣聖と謳われた齋村先生は昭和44年惜しくも他界されたが、先生は私にとって終世忘れることの出来ない剣道の恩師であり、人生の師表(模範・手本)でもあった。大正12年警視庁巡査を拝命した私は、同15年警視庁剣道助手となり、以来先生の下で32年間を過ごし、幾多の貴い教訓を受けた。
その間最も印象に残る一事は、昭和6年教師となり、二十年を経たある日、凡(およそ)7分間稽古を願った時のことである。先生は私の近間の稽古を矯正しようとの意味に於いてか、前半は私が打ち間に攻め入る心の起るところ、間合を外すこと二度、さらに攻めようとする心の起りを打たれ3・4分の間、同じことを繰り返して引きまわされ、私は全く打ち間にはいれず、後半、やや疲労を覚えた頃、先生は敢然(かんぜん)と攻勢にかわり、一足一刀の打ち間からの面・小手・突きの打突を、前後合せて十幾本かの模範技を示して下され、如何(いか)に間合が重要であるかを、つぶさに教えて下さったが、私は残念ながら一本も打ち返すことが出来なかった。あの心技体一致の妙諦(みょうてい)(神髄)による感激は、二十三年を経た今日でも忘れることが出来ない。
稽古終了後お礼を申し上げると、先生は、「これが無言の教育で本当の剣道だ。君は左足が横踏みで姿勢が安定していない為に間合が近くなるのだから、この儘(まま)の稽古では六十才を過ぎると急に衰える。剣道は六十代が全盛で限界は八十才位である。今からでもおそくはない初心に返り、切り返しと打ち込みのやりなおしをするように。」と諭(さと)された。
私はまた、先生の最も得意とする面技について、学生時代から既に体得しておられたものかどうか伺ったところ、先生は当時を回想して次のように話してくだされた。「僕は武術教員養成所の学生時代不器用で、先生方から嫌われたものだ。卒業後武道専門学校助教となり、友人と共に東北地方に武者(むしゃ)修行(しゅぎょう)の途次(とじ)、仙台の富山(とみやま)圓(まどか)先生を訪ね、稽古をお願いしたことがある。当時は下駄履きであったので、長い旅の為に、その歯はひどく斜めに減っていた。これを見た富山先生は、「このように下駄が外減りになっている。こんな減らし方をするようでは、大切な足の運びも充分ではあるまい。これではまだ私に稽古をつけてもらう資格がない。この下駄が平らに減るようになったならば、また来るように」 と言われてすげなく帰されてしまった。あの時の貴重な教訓を肝に銘じ、それ以来は専(もっぱら)足の修錬を続けたものだ。」
また先生は次のようにも言われた。「三十才の時上京して最初に中山博道先生の居合道の足・腰と掌中の作用とを学び、これを剣道に活用し、特に中段からの面技に主力を注いだ。中段からの面技の場合最も大切なことは、機会に当って打ち間から左足を踏み切り、右足を踏みつけると同時に左足の踵をやや下げながら、足と腰を残さぬようにするどくすりこむ。そして技のきまる瞬間両手を前方に伸しつつ、掌中の作用を以て、額からすり込むようにして強く打つのである。剣道は前から見ると何人も立派に見えるものであるが、後ろ姿の立派な人は極めて少ない。それは左足と腰の安定を疎(おろそか)にしている為である。剣道を学ぶものにとっては、足・腰の修錬が最も重要のことである。」
齋村先生が道場に於ける姿勢態度の立派なことはつとに有名であったが、日常の堂々とした態度歩行と、稀(まれ)に見る素晴しい打突の妙諦は、富山先生と中山先生の足・腰の教訓を終始活用されていた故(ゆえ)ゆえであることを強く感じたのである。私は先生の教訓により、横踏みの足に留意精進を続けたので、漸く前向きになり、足の運びが軽快に出来るようになった。喜寿(きじゅ)も過ぎ、前途幾許(いくばく)もない人生ではあるが、多年居合道で鍛えた足・腰で、本当の剣道を楽しみたいと心掛けている。
ありし日の齋村先生を偲んで一詩を捧げる。
交鋒威武露堂堂 英俊豪毅絶器量
德覆神州伝国粋 恩師遺訓放清光
岡田家三代に渡り受け継がれている斎村五郎の教えをもとに展開する剣道普及と上達に向けたコンテンツとコミュニティの場を提供します。
オーナー紹介

アデリープランニング株式会社
代表取締役 槙本泰子
弊社はWEBまわりをトータルサポートするIT会社として、これまで旅行業、宿泊業、伝統産業を中心に中小企業から大企業まで実績を積み重ねてまいりました。
WEBサイト制作をはじめ、マーケティングから企画、設計、運用、プロによる写真・動画撮影まで一貫して支援することを得意としています。
斎村五郎はアデリープランニング経営者一族の曾祖父にあたります。斎村五郎が近代剣道に残した偉大な功績を背景に、弊社のIT技術と斎村五郎の奥義を3代に渡って継承している岡田守正学院長とのタイアップにて、生きた歴史遺産とも言える日本剣道を世界に広めていきたい。。。そのような想いで「剣道専門オンライン学院 Haku Un」を開設いたしました。
斎村五郎家系図

学院長紹介

尚道館館長
剣道教士八段 岡田守正
一般社団法人伝統文化保存継承学舎・尚道学院代表理事
尚道館館長
桜美林大学非常勤講師
昭和42年生まれ。幼少の頃より祖父(岡田守弘)及び父(岡田又彦)から剣道、居合(夢想神伝流・警視流)、古流剣術(鞍馬流、小野派一刀流)の手解きを受ける。日本体育大学卒業直後、尚道館館長を受け継ぐ。その傍ら日本体育大学武道学研究室助手、非常勤講師、剣道部監督等歴任、全日本女子学生優勝大会、全日本女子学生選手権大会では選手を優勝に導く。
また、フランス人剣士門弟を中心に尚道館ヨーロッパ支部・フランス尚道会を主宰。欧州各地にて講習会を開催指導、加えてオーストラリア・メルボルン武道会(謙志館)主催講習会講師の委嘱を受け定期的に渡豪する等剣道の国際的普及活動に従事。地域では杉並区剣道連盟会長兼師範、昨年度(令和3年)より千葉県・一般社団法人柏高等技術学園理事、星槎国際高等学校柏キャンパス剣道部師範、柏の葉学園剣道クラブ師範として剣道の普及教育振興活動に努めている。
Haku Un 運営組織図
当学院は、アデリープランニング株式会社が、一般社団法人伝統文化保存継承学舎尚道学院と共催で運営しております。
また、学校法人柏の葉学園(星槎国際高等学校 柏キャンパスKTS 柏高等技術学園)と提携し、剣道指導者、剣道具職人養成などの人材支援、バリアフリー剣道クラブ(滋賀・京都)へ協賛し障がい者への剣道支援・交流などにも取り組んでおります。
